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山中教授 ノーベル医学生理学賞受賞!!  iPS細胞  [その他時事ネタ]

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京都大学の山中伸弥教授と英ケンブリッジ大学のジョン・ガートン博士がノーベル医学生理学賞に
ノーベル医学生理学賞が授与される事が発表された。

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本当におめでとうございます。

受賞理由は
「成熟した細胞を、多能性を持つ状態に初期化できた事の発見。」
だそうだ

多能性とは、細胞が他の細胞へと分化する能力の事です。
数年前までは成熟した細胞は、もう他の細胞へ分化する事はないと考えられていました。

しかし山中教授はその考えを覆したのです。

山中教授は06年に、マウスの皮膚細胞を使った実験であらゆる臓器や組織分化する能力、
高い増殖能力を持った人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作り出す事に成功した。

iPS細胞を医療に使うとき
自分と全く同じ遺伝子を持った細胞を治療に使うので
再生医療に使う際に拒絶反応の心配が少ないという事で期待されていました。


そしてiPS細胞は倫理的な問題が少ない

これは重要な問題です。
iPS細胞と似たものにES細胞があります。

ES細胞もiPS細胞と同じように多能性を持った細胞ですが
iPS細胞と決定的に違うところは
卵を使うところにあります。

宗教によっては人の元となる物を使う事など許されないということがあります。

以上の理由よりiPS細胞の場合は卵は使わないので宗教的な問題が少ないと言えます。


そういえばiPS細胞の「i」
どうして小文字なのか知っていますか?

「i」が小文字なのはAppleの携帯音楽プレーヤー「iPod」にちなんでだそうです。


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